翻弄者 2011年03月23日 11:28 「翻弄者」 藤原 章生 (著) 読みました。14歳のときから、十数年間もフセインの宮殿に軟禁されていたという予言者。薬物依存症の娼婦に思いを寄せ、併走するかのように、その世界に堕ちていく男。キューバ革命の陰で、表現の自由を奪われ、追憶だけで命をつなぐ詩人。毎日新聞特派員として南アメリカ、南アフリカ・ヨハネスブルグ、バクダッドなどで取材活動を続けてきた著者が、そこで出会った市井の人々の生き様を追ったノンフィクション・ノベル。ノンフィクションといいながらどこまでも小説に近い?感じです。とはいえ題材がとても興味深いのでいっきに読めました。予言者の章は特に面白かった。 「本」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶 トラックバック
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